風薫る季節ですのに、もう7月並の気温が全国で続出しています。 喉が渇いてなくとも水分補給するなど、熱中症対策が欠かせません。

日時:5月17日(木)10時から 
場所:ジュリアンパイ・ジャパンにて
トヨチュウさん所用のため、梛沙さん風邪のためそれぞれ欠席されました。
出席:ヤマチャン、ミルクさん、ピギーさん、Hiloさん、はるかさん、カササギさん、クレチャンでした。

いつものみやけさんに確認しましたら、気温の上昇に伴い急にお客さまが増えてきて、来週17日ぐらいになると希望の時間がとれないかも知れないとの事でしたので、急遽変更しました。


古典の部: ヤマチャンに講師をお願いし、下記トヨチュウさんオリジナル資料を講読しました。
徒然草第116段 <寺院の号、さらぬ万(よろず)の物にも>、<第120段、唐の物は、薬の外は、なくとも事欠くまじ。>

連句の部では、次のように進んでいる部分の講評をお願いしました。 クレチャンから廉価版ミシンは家庭用として充分ですと、ご報告し、メンバーの中には65年前のミシンが現役との事ですから、隔世の感があります。

(裏)

1       夕焼けの茜に染まり桜花舞う・・・・・・・・・・Hilo

2        尾上の鐘音くさむら過(よぎ)る・・・・・・・とよちゅう

3       鳴ってるねもう夕食よと妻の声・・・・・・・・・C&C

4          鬼も解かれて帰る細道・・・・・・・・・・かわせみ

5       麻布に飲み込まれゆくミシンの目・・・・・・・・C&C 

6       77句 募集中

(月)

式目をご紹介し、できれば無季、秋月とつなげたいと思います。 本来は自由律ですので、自由な発想でポンと入れてください。

なお、古典の部、語句の注釈で、==文※に侍るとかや==の古文書類について、ヤマチャンから出典の紹介をして頂いています。

書経 
旅獒(りょごう) 旅(国名)の大きな犬 →かなり大きな犬だったとの事でへぇーって感じです。
○ 不宝遠物、則遠人格、所宝惟賢、則邇人安
○ 遠物を宝とせざればすなわち遠き人格(いた)り、宝とするところこれ賢のみなれば、すなわち邇(ちか)き人安んず。
○ 遠方の物を宝としなければ、(そういう国には)必ず遠方の人が通行してまいりましょうし、宝として貴ぶのが賢者だけであれば、
近くの人々は安心してくれます。
(老子の部分は省略させて頂きます) 

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しじゅうから [古典の会資料  H30.5]

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徒然草 =========

    第百十六段 << 寺院の号、さらぬ万の物にも >>  

       

 寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は少しも求めず、ただありのままに、やす

く付けけるなり。この比(ごろ)は深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつ

かし。人の名も、目なれぬ文字を付かんとする、益なき事なり。

何事もめづらしき事をもとめ、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。

語句

■寺院の号 寺の名。 ■さらぬ 「さあらぬ」の詰まった形。それ以外の。 ■求めず 趣向をこらさず。 ■むつかし 感じが悪い。わずわらしい。嫌味だ。 ■異説 奇抜な説。

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<< 第百二十段>> 唐の物は、薬の外は、なくとも事欠くまじ。

 

唐の物は、薬の外は、なくとも事欠くまじ。書(ふみ)どもは、この国に多くひろまりぬれば、

書きても写してん。唐土船(もろこしぶね)のたやすからぬ道に、無用の物どものみ取り積みて、

所狭(ところせ)く渡しもて来る、いと愚かなり。

「遠き物を宝とせず」とも、又「得がたき貨(たから)を(とう)とまず」とも、文※に侍るとかや。

語句

■写してん 完了の助動詞「つ」の未然形に、推量+可能の助動詞「む」がついたもの。~できるだろう。 ■唐土船 中国の船。 ■たやすからぬ道 困難な航路。 ■所狭く 船いっぱいに、あふれるほどに。 ■もて来る 「もて」は進行・継続。どんどん運んでくる。 ■遠き物を宝とせず 「遠き物を宝とせざれば、則ち遠き人いたる」(書経・) ※文=古文書類



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初折り
(表)
発句     色彩に惹かれてスマホ山茶花へ・・・・・・・・Hilo
脇         こがらきたりて蕊(しべ)を啄む・・・・かわせみ
3      貪りという名の眠り埓もなし・・・・・・・・・クレチャン
4         蕗の薹摘み南山を見る・・・・・・・・・とよちゅう
5(月)   半月が慎ましやかに留まりて・・・・・・・・・はるか
6         そぞろ歩きに蝶のまつはる・・・・・・・かわせみ
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(裏)
1       夕焼けの茜に染まり桜花舞う・・・・・・・・・・Hilo
2        尾上の鐘音くさむら過(よぎ)る・・・・・・・とよちゅう
3       鳴ってるねもう夕食よと妻の声・・・・・・・・・C&C
4          鬼も解かれて帰る細道・・・・・・・・・・かわせみ
5       麻布に飲み込まれゆくミシンの目・・・・・・・・C&C 
7(月)
10
11(花)
12


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しじゅうから古典&連句の会各位:すでにクレチャンから詳細ご報告いただきましたとおり、今月のオフ会は、たいへん盛大に終始しましたこと大慶に存じます。ご欠席はかささぎ様と渚様の二名でした。
古典の部では、前月のものを一部分、再読ということで 師範のやまちゃんに解読お願いしました。
例の、仁和寺の法師さんの悪ふざけの顛末の物語で、研修会などの修了式に次いで行われる「境宴」のおりの失敗談です。何事も度を超すとみなさんに指弾されることがあるという教訓でしょうか。
昨今の国の高級公務員の幹部の事件についても同様のことが言えるのではないでしょうか。
鎌倉末期の当時は、パワハラ、セクハラはもっと原始的な形で行われ、男性優位社会だったので徒然草にはまだのっていないようですね。
百人一首の「周防内侍」という美人女官長が、たまたま、局で幾人かの女官たちと談笑しているところへ、大納言の藤原忠家(定家の祖父)が通りかかったとき、内侍が「何か枕はないかしら」と同僚に言っているのがきこえて、すかさず、忠家卿が、手枕ならお貸ししましょうと腕を差し伸べたようです。そのときの周防内侍の返事が百人一首に取り上げられその「上手な逃げ方」見本が永遠に残ることになったのです。
当時は、まだ 週刊誌の女性記者のような人がいなかったので宮廷で騒ぎににはなりませんでした。
< 春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ > 周防内侍
今回のF事務次官こそ、本当に粗忽でしたね。もっと早くから「名こそ惜しけれ」を認識すべきでした。
さて、オフ会では、能楽の「鉢の木」をすこしさらりと読みました。何時か機会があれば、修善寺物語についてもやってみましょう。・・・・(とよちゅう)

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古典&連句の皆さまに、
いよいよ春本番になりましたのでしのぎやすい季節です。
        記
とき:  4月19日 (木) 開店 10時から正午まで
ところ: 『みやけ』にて オフ会開催しました。 その後、『茶房てん』 にて昼食ほか歓談。
やはり皆さまと直接お会いすると、様々な分野を含めて話がはずみ、楽しいオフ会でした。

かささぎさん、梛沙さんそれぞれ所用、渡仏で欠席でした。
連句の部では、はるかさんからの77句について皆さまと論議して、はるかさんのお申し出もあり、今回は掲載を見送ることとなりました。

古典の部では、以下案内分を引用させていただきます。
今回は、 古典の部のテーマは、前回の一部を再度詳しくおこないたいと存じます。
前回は 積み残した部分が多くありますので 前回の資料、とくに「蒙古襲来」を
再度持参して頂きたく、よろしくお願いします。

(他に 新規として 能楽から「鉢木(はちのき)」の”さわり”を読む予定です。
さわり=本来は 感動的はサビ部分、の意味ですが今では 「冒頭部分」も意味します。)

しじゅうから古典&連句の会各位:長かった寒い弥生も過ぎて5日は24節でも一番いい気候の日を表す「清明」の日となりました。前回のオフ会は、6~7人のご出席となり寂しい会でしたが、今月は、お元気な皆さまのお顔を拝顔できると存じます。つきましては、古典の部は、前回の復習をメインにして、あらたに追加として能「鉢木」のさわり(本当の意味はサビ部分のこと)を鑑賞いたします。
お願いですが、前回配布の資料もう一度持参ください。当方は数部ほど準備しています。よろしくご参集ください。(とよちゅう)

とよちゅうさんオリジナル資料
(鉢木の資料ならびに一部画像のupを試みていますが、wordで自動生成されたものか解りかねますが、ブログで禁止されたタグがあるとのメッセージが出ます。ご容赦を)

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しじゅうから [古典の会資料  H30.3]

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徒然草 =========

    第五十一段 << 亀山殿のお池に大井川の >>  

       

 亀山殿の御池に、大井川の水をまかせられんとて、大井の土民におほせて水車(みずぐるま)を

                              構築し始め、運転し

つくらせられけり。多くの銭(あし)を給ひて、数日(すじつ)に営み出だしてかけたりけるに大方

      回る          補修

(おおかた)めぐらざりければ、とかくなほしけれども、終(つい)にまはらで、いたづらに

                                上手に仕上げて

立てりけり。さて、宇治の里人を召して、こしらへさせられければ、やすらかに結ひて参らせたりける

が、思ふやうにめぐりて、水を汲み入るる事、めでたかりけり。万(よろづ)にその道を知れる者は、やんごとなきものなり。

語句

■亀山殿 :後嵯峨上皇が嵯峨野に築いた仙洞御所。亀山上皇崩御後、荒廃。天竜寺はその跡地。 

■大井川 :大堰川とも。嵐山のふもとを流れる川。北丹波に源を発し、淀川に流れ込む。現在は渡月橋より上流を保津川、亀岡盆地より上を大堰川と称する。 ■まかす :水を引き入れる。 ■大井 大井川沿岸の地。 ■土民: 地元民。 ■あし:金銭。足がはえているように世間を流通するから。 ■数日 すじつ。『日葡辞書』による。 ■営み出して: 構築して。 ■大方: 下に打消しの語を伴って「まったく~ない」。  ■やすらかに: やすやすと。簡単に。 

■結ふ: 形造る、組み立てる。

 

第五十三段 << 是も仁和寺の法師 >>

是も仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、各の、あそぶ事ありけるに、酔ひて興に入るあまり、傍( )なる足鼎(あしがなえ)を取りて、頭にかづきたれば、つまるやうにするを、鼻をおし平めて、顔をさし入れて舞ひでたるに、満座興に入る事かぎりなし。

しばしかなでて後、抜かんとするに、大方(おおかた)抜かれず。酒宴ことさめて、いかがはせんと惑ひけり。とかくすれば、頸(くび)のまはりかけて血たり、ただ腫れに腫れみちて、息もつまりければ、打ち割らんとすれど、たやすく割れず、響きて堪へがたかりければ、かなはで、すべきやうもなくて、三足なる角(つの)の上に、帷子をうちかけて、手をひき杖をつかせて、京なる医師(くすし)の

がり(もと[]へ)、率(ゐ)て行きける道すがら、人のあやしみ見る事かぎりなし。

医師のもとにさし入りて、向ひゐたりけんありさま、さこそ異様(ことよう)なりけめ。ものを言ふもくぐもり声に響きて聞えず。「かかることは文にも見えず、伝へたる教へもなし」と言へば、又 仁和寺へ帰りて、親しき者、老いたる母など、枕上に寄りゐて泣き悲しめども、聞くらんとも覚えず。

かかるほどに、ある者の言ふやう、「たとひ耳鼻こそ切れ失すとも、命ばかりはなどか生きざらん。ただ力を立てて引き給へ」とて、藁の芯をまはりにさし入れて、かねを隔てて、頸もちぎるばかり引きたるに、耳鼻かけうげながら抜けにけり。 からき命まうけて、久しく病みゐたりけり。



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しじゅうから古典&連句の会各位:長かった寒い弥生も過ぎて5日は24節でも一番いい気候の日を表す「清明」の日となりました。前回のオフ会は、6~7人のご出席となり寂しい会でしたが、今月は、お元気な皆さまのお顔を拝顔できると存じます。つきましては、古典の部は、前回の復習をメインにして、あらたに追加として能「鉢木」のさわり(本当の意味はサビ部分のこと)を鑑賞いたします。
お願いですが、前回配布の資料もう一度持参ください。当方は数部ほど準備しています。よろしくご参集ください。(とよちゅう)

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